REGZA Tablet の ADB ドライバのインストール
REGZA Tablet AT501 を買ったが、Android 開発用の ADB ドライバが見つからなかったため、自前(?)でインストールした。
その時の手順メモ。
おそらく、REGZA Tablet 以外の Android 端末・・・それ以外にも専用ドライバの見つからないデバイスを互換ドライバで動かす際に使える方法。
(1) SDK に Google USB Driver をインストール
Android SDK Manager で Extras の「Google USB Driver」をインストールしておく.
(2) ハードウェア ID をメモする
[コンピュータ]右クリック
→[管理]から[コンピュータの管理]を開く
→[デバイス マネージャー]
→[ほかのデバイス]から ! のついている Android デバイスを見つける(今回は「AT400」と出た)
→ ! のついている Android デバイスを右クリック
→[詳細]からプロパティを開く
→[詳細]タブ
→ プロパティのプルダウンボックスを[ハードウェア ID]に設定
→ 表示されるハードウェア IDをメモする
1番目の USB\VID_xxxx&PID_xxxx&REV_xxxx&MI_xx (xx はそれぞれの数値)
の &REV_ より前が %SingleAdbInterface% に設定する値.
2 番目の USB\VID_xxxx&PID_xxxx&MI_xx
が %CompositeAdbInterface% に設定する値.
(3) inf の編集
{Android SDK フォルダ}\extras\google\usb_driver の中の android_winusb.inf をテキストエディタで開く.
Windows が 32bit OS の場合は [Google.NTx86],64bit OS の場合は [Google.NTamd64] の下に,
先ほどメモした値を以下の形式で書き込む.
;TOSHIBA REGZA Tablet AT501
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_xxxx&PID_xxxx
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_xxxx&PID_xxxx&MI_xx
(4) ドライバのインストール
[コンピュータ]右クリック
→[管理]から[コンピュータの管理]を開く
→[デバイス マネージャー]
→[ほかのデバイス]から ! のついている Android デバイスを見つける
→ ! のついている Android デバイスを右クリック
→[ドライバーソフトウェアの更新]
→[コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します]
→{Android SDK フォルダ}\extras\google\usb_driver を参照して[次へ]
(→セキュリティのインストール元云々の警告は「はい」を選択)
→「Android Composite ADB Interface」がインストールされる
ドライバインストール後,
Eclipse の[Debug Configurations]で対象プロジェクトの[Taeget]タブから[Always prompt to pick device]に設定後に Debug,
[Choose a running Android device]のリストの中に使いたいデバイスがリストアップされていれば成功.
※Windows8.1 でドライバーインストール時に
「指定されたカタログファイルにファイルのハッシュがありません」
などのエラーが起きてドライバーがインストールできない場合は以下の手順を実行する。
チャーム(Win+C)
→[設定]
→[PC 設定の変更](一番下の項目)
→[保守と管理]
→[回復]
→[PC の起動をカスタマイズする]の[再起動]を実行
→PC 再起動
→[トラブルシューティング]
→[詳細オプション]
→[スタートアップ設定]
→PC 再起動
→「ドライバー署名の強制を無効にする」を有効にするためキーボードの「7」キーを押す
→Windows 起動後、上記「(4) ドライバのインストール」を実行する